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「禅」 [映画]

 昨日、「禅」という映画を見に行きました。映画館で映画を見るのは久しぶりです。だって、少し時期をずらせば、DVDレンタルで安く見られるし、トイレに行きたくなっても、我慢しないで済むじゃないですか。

 「禅」は、鎌倉時代に生きた道元という宗教家の生き様を描いています。そのことすら知らずに行きましたが、いい映画でした。

 映画の中で道元は、あるがままの姿を見ることこそ悟りだと言っていました。悟りとはどういう境地なのか私にはわかりませんが、確かに、受け入れ難い事実でも、それを認めることをしないと次に進めませんものね。受け入れ難い事・・・親しい人の死だとか、自分が人に与えた苦しみ・悲しみだとか、人から受けた苦しみ・悲しみや、自分の非力さ・・・。それを受け入れる事は苦しいこと。でも、それから目を背けることなく、向き合って生きてこそ人は優しく、強くなれる。

 私は宗教の悟りとか、難しくてわからないけど、ただただ、優しく強い人になりたい。
 
 「禅」は、いろんなことを考えさせてくれる、いい映画でした。
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