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お散歩 [癒し]

 昨日の午前中は、大好きな庭仕事。パンジーやビオラ、スカビオサの寄せ植えを作って玄関前を飾った。

 庭仕事でそこそこ体を動かし、心地よい疲労感を感じながら、お昼を食べてから、こたつで寝転んでいた。

 そんな気持ちいい時に、夫に散歩に誘われた。充分庭仕事で気分転換できた私は、乗り気ではなかったが、誘ってくれるうちが花だと思い、出かけることにした。

 近所は、神奈川県藤沢市と茅ヶ崎市が入り組んだところ。私たちのお気に入りの場所は、慶応大学藤沢キャンパスの近くの市街化調整区域。つまりは、田園風景。そちら方面に向かい歩いていった。

 まず、家から出て間もなく、花が咲いている梅の木に出会った。そこにはメジロがいた。恐らく蕾を食べていたのだろう。

 次に、交通量の多い道路沿いにロープで繋がれているヤギに会いに行った。すぐ脇では車がビュンビュン行き交っているとは想像しにくい風景だ。この風景のギャップがおもしろい。近所のおばさんが野菜クズを餌付けしていた。

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 ヤギにお別れしたあとには、ススキのふわふわ綿毛を撫で、「気持ちいいー。」と楽しんだ。

 そして畑の多いところでは、放し飼いのニワトリに出会った。私達に警戒して歩みを徐徐に速める姿が何とも愛らしい。
 
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 田園風景の中、私たち以外にも散歩しているカップルに出くわした。どのカップルもが、ご年配のご夫婦のようだった。それを見て夫は笑いながら言った。「おれたち、老夫婦みたいだね。」

 んー。確かに散歩の年齢層は高い。けれど、私は高校生のころから、自然の多いところを一人でもよく散歩をしてたなぁ。もっと遡って思い返すと、まだ保育園に行く前(3歳頃か?)も、母に「お母さんお散歩しよーよ。」と、よくねだっていた。諺に「3つ子の魂100まで」と習った時は、「人は変化するものなのにそんなことあるの?」と思っていたけれど、あながち嘘でもなさそうだ。
 
 2時間の散歩を終えて家に着いたとき、ゆったりとした気持ちで、何とも贅沢な時間を過ごした気持ちで満たされた。
子供の頃、植物に触れ、楽しんでいたから、今の私も自然を敬い、惹かれているのだろう。

 多くの子に自然に触れ楽しんでもらいたい。そして自然を愛する心を育んでもらいたい。
 そうしたら、いつしかお散歩世代は若年世代にも人気の時代となるかもしれないなぁ。 

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