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出産まで・・・ [家族]

 初めての出産から2カ月が過ぎ、育児生活にも慣れて久々にブログを書いてます。

 妊娠から出産まで振り返ると、いろいろありました。

 初期のひどいつわりの時期はインドカレーのみしか食せず。安定期に入って楽しい日々も束の間に、後期に入ったら切迫早産で入院。安全期に入り、退院して出産は近いと心積もりしていたのに、今度は予定日を過ぎても赤ちゃんが下がって来ず・・・。レントゲンを撮ってみると、骨盤が狭いと・・・。

 骨盤狭いって「難産必死~!!」とショックを受けながら、3日以内に自然にお産がなければ陣痛促進剤を使用して、場合によっては帝王切開との説明を受けた。

 退院後は一日2時間程歩いていたが、医師に早歩きで2時間歩いて、お腹が張って痛くなっても歩けと言われた。さらに一日50回のスクワットをしろと!

 その日から早速、早歩きを始めた。何せ、タイムリミットは3日しかないのだから。途中で何かあっては困るので夫が早朝と帰宅後の夜に、一緒に歩くと付き添いを申し出てくれた。

 急に早歩きやら、スクワットをしたので、次の日には足はつりそうになるし筋肉痛。

 しかし、その甲斐あってタイムリミットの前日の午前3時、陣痛が来た。
 私のコンディションはと言うと、4時間程の睡眠で、ひどい筋肉痛。しかし、眠れただけでもよかった。

 陣痛間隔を測りながら布団の中で過ごした。朝5時に朝食準備して夫を起こし食事して片付けている間に5分間隔になり、病院へ向かうため車に乗った途端、破水した。破水したことを夫に告げると夫はいよいよ出産だということに少し動揺している様子。「焦らなくていいから安全運転で宜しく」と、私。

 陣痛室に入り、夫は立ち会い出産のため足や腰のマッサージをしてくれた。何もしなくても、ここ数日の早歩きのせいで足がつりそうになっているところに、陣痛の痛みで足に力が入ってしまい、何度も足がつった。

 夫がウトウトしてマッサージの手を休めると「ずっとしててっ!!」と怒る私。いきまないように陣痛に耐えていると、いよいよ分娩室に案内された。

 いきまないように耐えているのは大変辛かったが、陣痛の波に乗っていきめるので、「やっといきめる」とほっとしていた。夫は私の汗拭きや、水を飲ませたり、いきむ時には頭を持ち上げて腹圧をかける補助と大いに頑張ってくれた。

 お産になる前から夫に頼んでいたことがあった。痛みは笑顔で和らぐとテレビで知り、お産のときに苦痛な表情をしていたら、「スマイル!」って声かけて欲しいとお願いしていた。
 
 それをちゃんと夫は覚えていて「スマイル!!」と何度も声をかけてくれた。だが、お願いしておきながら、その掛け声に心の中で「スマイルじゃねーよっ!スマイルなんかできるか!!」と頭にきていた私。我ながら勝手なヤツです・・・。

 そんなこんなで分娩台に乗って3時間近く経った頃、無事長女に会うことができました。

 陣痛開始から12時間。骨盤狭い割には早かったのかな?みんながくれた安産お守りのおかげだな。

 お産は娘と夫と私、家族みんなで頑張った私の人生で一番の心に残るイベントのような気がします。

 頑張ってくれた娘、最大限協力してくれた夫、お産をサポートしてくれたスタッフのみなさん、安産を願ってくれた人たち・・・みんなありがとう。

 
 
 

 



 

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